浮遊大陸アトラスティア
この世界の北方には浮遊列島と呼ばれる、
空に浮かんだいくつもの島が存在している。
その内の一つがこの島。
俗にアトラスティア大陸とも呼ばれる。
アトラスティア王国
浮遊大陸アトラスティアに存在する王国。
多様な地形が広がり、大きな山脈の他、砂漠や湖などもある。
また、各地に手付かずの古代遺跡やダンジョンが点在している。
王都は大陸北側にあり、周辺の気候は穏やかで作物の実りも豊か。
現国王「ルイスバッハ・アトラスティア3世」は、
武人としても賢人としても知られる国王で、国民に広く親しまれている。
エピクロス島
浮遊大陸アトラスティアの西端に近年、突如浮上した謎の浮遊島。
そのほとんどが巨大遺跡で構成されている。
この島の存在を100年前に予言した者の名から
エピクロス島と呼ばれている。
エール
奇跡の様な現象を起こすことができる万能因子。
この世界に空気のように満ちている。
この因子を特殊な器具で糸状に束ねたエールの糸を用いることで、
様々な現象や効果を生み出すことができる。
魔法使い
生まれつきエールを感じ取り、エールの力を行使できる才能を持った者。
かつて、強力な力を持つ魔法使いたちにより世界は統治されていた。
その頃の名残か、魔法使いの才能を持つ者は王族や貴族に多く、
また、その才能はほとんどの場合、女性に発現する。
晶石モンスター
この世界の至る所で見られるモンスターの総称。
地上のエールが結晶化し、年月を経て生物のような外見を得たもの。
物品の破壊や人的被害を及ぼすため、定期的に討伐隊が組まれる。
封石獣
次元の裂け目から降ってくるエールが込められた石「封石」によって生まれる、
強力なモンスター。
封石の大きさは、小石程度のものから巨大な岩石くらいのものまで様々。
封石が小石程度の場合は、落下時に砕けて邪悪なエールをまき散らし、
周囲の晶石モンスターがより凶暴な性質を持つ封石獣へと変貌する。
巨大な岩石サイズともなると、落下時に砕けることはなく、
周囲のエールを取り込み続け、最終的に国家災害レベルの封石獣と化す。